EPISODE 02

リモートワーク基盤構築の記録

Fire HD 10 2017のその後

あまり期待せずに勢い半分で購入したFire HD 10だけど、約3週間使ってみての感想なんかをメモしておく。

結論から書くとかなり満足度が高く、iPad Proの出番が極端に減ってしまっている。一番長く使っているアプリがAmazon WorkSpacesの仮想デスクトップ環境。Windowsのデスクトップ環境にアクセスしてしまえば、ほとんどの作業で困ることはない。

大抵のWindows10用のアプリが使えるし、その解像度もあってほぼラップトップを使っている感覚で作業ができる。これは単純にサービスとしてWorkSpacesが優れていることに起因すると思うので、今回はそれ以外で気がついたことを。

ブラウザ

標準でインストールされているブラウザはSilkブラウザ。Amazonが開発したブラウザなので、普通にブラウジングする分には過不足なく使えるし低速な回線でもそこそこ表示も早い。ただFire HDでのみ利用可能となっているので、WindowsやmacOS、iOS、Android版はリリースされていない様子。ブックマークやIDパスワードの保存など必要な情報が他のデバイスと連携できないのは結構辛い。

ということで、Firefoxを入れてみた。Google PlayからではなくmozillaのWebサイトからapkファイルをダウンロードしてインストールした。

https://www.mozilla.org/ja/firefox/android/nightly/all/

開発バージョンのため毎日1,2回アップデートされるので、若干面倒な感じはするけど、それ以外の基本的なブラウジングやデータの同期については特に問題になるようなことはなく、かなり快適に利用できているので暫くはFirefoxをメインのブラウザとする予定。

Fire HDとは無関係だけど、Firefox Quantumのデスクトップ用の最新バージョンのページの読み込み速度と、UIがかなり軽量化されていてChromeよりサクサク動くことに驚いた。

Bluetooth関連

使い始め当初はあまり気にならなかったけど、キーボードとマウスが突然途切れる事象が見られるようになった。とりあえずWi-Fiの設定で2.4GHzのSSIDを削除して5GHzに固定したら改善しているようなのでしばらく様子見。電波の干渉には弱そう。

キーボードは当初マイクロソフトのUniversal Foldable Keyboardを使っていたけど、iPad Proと組み合わせて散々使い込んでしまったせいか異音を感じるようになったので、logicoolのK380を使っている。

本当はHHKBを使った方が快適に入力できるのだろうけど、メインで使っているPCとペアリングしているので、都度切り替えるのが面倒になり、今のところK380に落ち着いている感じ。見た目の安っぽさはあるけどFIre HD 10も安いんだし、その辺を割りきって使えばそれなりに満足できる。Fire HDと組み合わせて使うのであれば、価格以上の価値はあると思う。

気になったのはCaps Lockキーを連打するとWi-Fi、Bluetoothの接続が完全にきれてしまうこと。ショートカットなのか不具合なのかわからないけど、Fire HD 10では日本語→英語の切り替えをShift+Spaceで行うので誤タイプしやすいのは改善してほしいポイント。

イヤホンはAppleのAirPodsをペアリングして使ってみたけど、ペアリングと音声の出力は問題ない。ただiOSのようにAirPods本体をタップしての操作はできないのと、一度Fire HDにペアリングしてしまうとiOS側で使いたいときに再度ペアリングが必要になってしまう。そのためiPhoneやiPadと併用するのは再ペアリング作業が面倒になるので、別のワイヤレスイヤホンを利用するなどの検討をした方がいいかもしれない。

Prime関連のサービス

Kindle本は、雑誌は文句なく快適だけど小説は文章と文章間の間隔が多く取られているようで、個人的にはあまり快適に読めていない。ここはPaperwhiteの方が向いているといったところ。

Prime VideoはFire HD、純正ケースとの組み合わせを知ってしまうと中毒になる可能性がある。コンテンツのクオリティの高さと充実っぷりは、1度ハマると抜けだせなくなるかも。おかげでYouTubeの閲覧時間が極端に減ってしまっている。AmazonTubeなんてできてしまったらますますAmazonに時間が奪われてしまうのではないか。

生体認証

指紋認証も顔認証も使えないけどタブレットの使い方からしてほとんど気になることはない。Bluetoothキーボードが接続されていればパスワードもキーボードから入力できるというのも理由のひとつ。どちらかといえば顔認証があればより快適になりそう。

バッテリー

液晶の輝度を常時最大にして利用しているけど、丸一日使っても途中で切れるようなことはなかった。ヘビーに使わなければ2、3日は充電なしで大丈夫なはず。

ただ充電時間は4時間程度と若干長いので、寝る前に充電して、起きたら満充電になるような運用を心がけている。さすがにこの端末にType-Cを使った高速充電まで求めるのは違う気がする。充電はmicro USBなので、切れたらそこら辺に転がっているケーブルと充電器で充電できてしまうので、あまり神経質にならなくてもいいかなと。

ケース

ケースは純正を購入して使っているけど、これは想定外に満足度が高い。Fire HD 10はケースと一緒に使う前提か。

結構気に入ってしまったので、裸で使っていたFIre HD 8のケースまで追加購入してしまった。

アプリ

サードパーティ製のアプリは絶望的。Google、Apple関連のサービスはほとんど対応していないので、ブラウザで利用するなり割り切ってしまった方がいい。

レスポンス

ゲームはよくわからないけど、安定した通信速度さえ確保できてしまえば、Fire HD 10としてのレスポンスはほとんど気にならない。あえて言えばKindle本のダウンロードがiOS端末と比較して遅いのが気になる程度。

まとめ

用途をある程度限定した使い方を想定できるのであれば、相当満足度が高いタブレットになるはず。色々制限はあるけど、その分レスポンス良くAWSを含めたAmazonのサービスが使えるのは、他のタブレットにはない魅力だなということを再認識した。