EPISODE 02

リモートワーク基盤構築の記録

LogicoolのFLOWというソリューション

ここ最近Windows10を利用する機会が増えている。Windows8がイマイチ好きになれなかったので、しばらくmacOSを使っていたけど、Windows10は大きな不満もなく快適に使えている。あえて不満点を上げるとすれば、ノートPCに搭載されたトラックパッドがMacBookに劣る点。仕方ないのでマウスの利用を検討し始めた。マウスとかキーボードというレガシーなデバイスって、あまりこれといった特徴もなく、決め手に欠けていた。そんな中でも面白そうなマウスが発売されていたのを見つけたので購入してみた。

購入したのは6月に発売されたLogicoolのM590 MULTI-DEVICE SILENTというもので、Logicoolのソフトウェアを利用し、複数台のPCやMacをシームレスに操作したり、クリップボードやファイルのコピーが可能になったりできる「FLOW」に対応したワイヤレスマウス。同時期にMX Master 2SとMX Anywhere 2Sというフラグシップモデルもリリースされていて、どれにするか少し迷ったが、店頭で触ってみたところ感触が一番良かったM590にしてみた。価格は4,000円。

マウスとしてのM590

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見た目は普通のマウスと大きな差分はない。本体サイズは64×40×103mm、単三電池を含む重量は101グラム。ボタンは7個となっていて、多すぎて操作に迷う印象は受けない。

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PCとMacへの接続はUnifyingもしくはBluetoothで行う。Unifyingのレシーバはマウス本体に内蔵されている。所持しているPCとMacのポートが全てUSB TypeCのみとなっていたため、今回はBluetoothのみで接続した。

使ってみてすぐに気が付くのが、静音性の高さ。MULTI-DEVICE SILENTと謳うだけあってあってクリック音はほとんど感じない。最初は違和感を覚えたけど、数分使えば慣れる。バッテリーライフについては、使い始めたばかりなので未知数だけど、公称値では最大24ヶ月となっているので、あまり気にする必要はないはず。ロゴがLogicoolではなくlogiとだけ記載されているのはLogitechブランドのグローバル版と共通化を図ったからか。

FLOWを使う理由

複数台のPCやMacを利用しているときにPC or Mac間でクリップボードを共有できれば便利なのにと感じるケースは多い。URLや数文字のテキストなど打ち直すのも面倒な内容だったり、その場限りで2度と使わないようなファイルだったり。こういうのは、クラウドを経由したり、メールで送ったりというのも少し違う。macOSやiOSで頻繁に利用するユニバーサルクリップボードやAirDropのような機能という理解。

FLOWを利用する上での前提条件

・Logicool Optionsが各端末にインストールされていること

・各端末が同一ネットワーク内に存在すること

・各端末とマウスがペアリングされていること

FLOWへの対応OSはWindows10、Windows 8、Windows 7、macOS 10.10以降となっていて、スマートデバイス系のOSには未対応。ただしマウスとして使うだけならAndroidにも対応している。

FLOWを使ってみる

FLOWを使うために取りあえず手元のHP FOLIOとMacBookとペアリングしてLogicool Optionsから初期設定する。

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問題なければ数分で設定が完了し使える環境になるはずだ。

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使い方はとても簡単でデュアルディスプレイを使っているのと同じ感覚で使える。設定も含めてユーザビリティは非常に高いと思う。

macOSとiOSのユニバーサルクリップボードよりも視覚でコピーされていることがわかるので、より使いやすいといった印象。初見でも戸惑うことはない。

キーボード

そうは言ってもマウスだけだどやっぱり片手落ちで、キーボードでも使いたくなる。ということで、FLOWに対応したK380も購入してみる。価格は4000円程度とマウスと変わらないが、M590の質感と比べると若干安っぽい印象はぬぐえない。

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こちらもPCとMacにペアリングしてみる。切り替えのトリガーは明確でマウスカーソルがある方が自動的にアクティブになる。能動的に切り替える必要はないし、切り替え時間もほとんど気にならないはずだ。

仮想環境での利用

Amzon WorkSpacesの仮想環境でも利用してみたが、もちろんマウスとしてはローカル環境でペアリングさせれば利用できる。ただし仮想環境上のOSにLogicool Optionsをインストールしてもデバイスは表示されないので、FLOWは利用できない。むしろセキュリティ的にはその方が良さそうな感じではあるが。

ということで、別になくても困らないけど、あると生産性が少し向上するな、という限られた用途かつ細かいソリューションといった感想。ただこういうピンポイントだけど、消耗していく作業を少しずつの改善で積み重ねていくのって大事。レガシーデバイスでも工夫次第で、まだまだ生産性を向上することができるということを再認識した。

残念なのはキーボードが玩具みたいなところか。もう少しクオリティが高いキーボードであれば常用したいのに。