EPISODE 02

リモートワーク基盤構築の記録

Amazon WorkSpacesとAmazon Fire HD 8

新しいiPad ProやSurface Proの話題が多いけど、Amazonからもひっそりと新しいタブレットがリリースされていた。 価格も7,980円(プライム会員価格)と、iPadやSurfaceのレンジとは異なるが、あまり躊躇するような価格でもないので、さくっと購入してみる。午前中に注文して夕方には届くという相変わらずのデリバリーの迅速さ。

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スペックはそれなりだけど、価格も安いし用途を特定すれば快適に使えますよ、というのがコンセプトか。ケースなどのアクセサリの購入は無し。裸で持ち歩くことで壊れる危険もあるけど、神経使って保護するより壊れたら買い替えた方が良いだろうと。

項目 スペック
ディスプレイサイズ 8インチ HD
プロセッサ クアッドコア1.3GHz
ストレージ 16GB
microSDカードスロット 256GBまで
バッテリー 12時間
サイズ 214 x 128 x 9.7mm

購入したのは先日設定したAmazon WorkSpacesを使ってみたかったから。

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特にこの端末でKindle本を読んだりプライムビデを観たりする予定もないのでストレージ容量は最小の16GBとした。本当はiPad Proで使いたかったけど、マウスが使えない時点で却下となった。Windowsはマウスの使用がが前提だなと再認識。

Fire HD 8は届いた時点でAmazonのアカウントが設定されているため、初期設定はストアからクライアントアプリをインストールしてIDとパスなどアプリ内の設定を行うだけで、Desktopが表示される。外部入力に関してはBluetoothキーボードとマウスをFire HD 8とペアリングすることで、WorkSpaces側にも認識され違和感なく使うことができる。格安のWindowsタブレットのように動作がもっさりしているわけでもなく、Windowsはキビキビと動作してくれた。ノートPCでもMacでもタブレットでも全く同じ環境にアクセスできて、作業が継続できるのは素晴らしいという感想。

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タッチパネルなので、Officeに手書きでメモや落書きもできる。

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ディスプレイサイズは小さいし液晶の解像度も高くないので、今どきのノートPCと比べると作業効率は落ちる。そこで、外部ディスプレイへの出力を試そうと、エレコムのスリムポートアダプタケーブルを使ってHDMI出力を試してみたが残念ながら認識されず。格安シンクライアントのように使えるかと妄想したが、この辺はもう少し検証が必要。

取りあえず使えるということは認識できたが、実用に耐えられるかと言われれば、明確なユースケースは思いつかないかも。旅行や出張でノートPCは持ち運びたくないけど、緊急時だけDesktop環境が使えればいいとか、他の用途でFire HD 8を使っているユーザがDesktop環境にもアクセスしたいというのなら良いのかもしれない。

2017/07/06追記 懲りずに今度は10インチのAndroidタブレットで検証してみたくなり、色々検索してみたけど、現行のAndroidタブレットは選択肢が限られる様子。検証だけのために数万円出すのもあれなので、同僚が使っていたauのXperia Z4 Tabletを拝借してみる。仕様は以下の通りで、2年前に発売された機種だけどスペックとしては必要十分。専用のキーボードも発売されているそうだが、未購入のためBluetoothキーボードとマウスを使う。

項目 スペック
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約254 × 167 × 6.1 mm
重量 約393g
OS Android 5.0
CPU MSM8994 2.0GHz クアッドコア + 1.5GHz
ディスプレイサイズ 約10.1インチ
ディスプレイ最大表示色 約1,677万色
ディスプレイ解像度 1,600×2,560(WQXGA)

WorkSpacesへのアクセスはGoogle Playからアプリをダウンロードして、アプリ内設定を行うだけで設定につまずく要素は無くあっさりと使えるようになる。

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アプリの動作やマウスやキーボードの認識にも特に問題はなさそう。LTEでの応答時間はmsとこちらも十分なパフォーマンスだった。Amazon Fire HD 8とは異なり、ディスプレイ解像度も高く画面も大きいのでWindows10のノートPCと遜色なく利用で想定した以上に快適。MHL出力でHDMIに出力できるので外部ディスプレイに接続すればデスクトップ気分も味わえる。

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通信量について 試しにWorkSpaces経由でGoogle ChromeからYouTubeにアクセスしてHD画質の動画を見てみたけど3分くらいで100MB程度を消費していた。アプリケーションやオフィスのドキュメントなど大きなファイルをダウンロードしてWorkSpaces内で利用する分には画面転送だけなのであまり通信量は発生しないけど、動画はYouTubeのファイル+画面転送の容量が発生する様子。動画サイトは素直にローカルのクライアントを使った方が良いだろう。