EPISODE 02

リモートワーク基盤構築の記録

macOS Server.appのキャッシュサービス 4ヶ月経過

2016年8月19日に導入したmacOS Server.appのキャッシュサービス。検証環境ではあるが丸4ヶ月運用した際のキャッシュデータを計測してみる。


キャッシュサービスでキャッシュされたデータ量

キャッシュサービスを利用するクライアントは正確にカウントできていないが、iOS端末、管理用のMacを入れて20台以下という認識。

キャッシュされたデータの内訳は以下の通り。


分類 データ量
Mac Software 13.69GB
iOS Software 20.35GB
iCloud 220MB
Books 57.5MB
合計 34.31GB

キャッシュサービスのメリット

8月から12月はmacOSおよび、iOSのメジャーアップデートもあったため、キャッシュされるデータは平常月と比較しても多めになったという認識。ただキャッシュサービスの恩恵は絶大で、ここ最近のOS、アプリの大容量化に伴うインターネットトラフィックの増加を考慮すると、キャッシュサービスだけのためにMac miniをサーバにしても十分にメリットを得られるはず。

今後の方針

キッティングやVPPによるアプリの配信検証もかなりの回数実施しているが、このままいくと単純計算で100GB/年程度はキャッシュされる。今はMac miniの内蔵SSDをキャッシュ先ドライブとして指定していることもあり、キャッシュの上限を85GBとしているが、運用上かなり有益なサービスなので、上限を設定するのは勿体無いといった印象。キャッシュ先は外付けのドライブが指定出来るため、別途HDDもしくはSSDを追加導入してキャッシュ上限を増やす検討をする。

ドライブについてはケチるところではないのと、最悪ディスクがクラッシュしたとしても、運用上致命的な不具合は出ないので、バックアップなどはとらない前提で、容量大きめのSSDを導入したいところ。

サーバについては放置気味だったけど、まったくトラブルらしいトラブルもなく安定して稼働している。OSのアップデート時以外は再起動すらしていない。10万円前後でVPP、DEP、MDM(Profile Manager)、VPN、キャッシュサービス、ファイル共有、メールなどが利用できると考えれば、非常にリーズナブル。もちろん全てのサービスを使う必要もないので、クラウドサービスと連携しながら使う運用でも問題はない。

サーバ設定も特に難しいことはないので、iOSを組織で運用するのであれば、Server.app個別の機能のためだけでも検討して損がないソリューションだ。