EPISODE 02

リモートワーク基盤構築の記録

Apple Pencilが漢字を書けない事実を突きつける

Apple PencilとiPad Proで随分と手書きメモを書く機会が増えた。明確に分けることはできていないが、デジタルとアナログメモの使い分けも徐々にできるようになってきた。

漢字は読めるけど書けない

それに伴いキーボードとマウスの利用時間は減っているが、今度は漢字が書けないという課題が出てきた。以前より漢字が書けなくなっているなということは感覚として持っていたが、実態は思っていたよりひどい状態。自分自身のいい加減なパターン認識とグーグル予測変換に頼りすぎた弊害か。

今までも手書きを全くしていなかった訳ではないが、手帳にメモを書くときは自分しか見ない前提なので、漢字が分からなくても適当な記号やカタカナ、英語でざっと書いて誤魔化していた。

ただ他人にもシェアすることも想定したデジタルメモではそうはいかない。意味不明の記号や誤った文字は相手を混乱させるだけで、むしろ迷惑ですらある。そこで、読めても書けない漢字については、都度検索して書き直しているけど、これではどうにも生産性が低い。

学習のやり直し

手書きを諦めるか、全部ひらがな、カタカナで誤魔化すか、適当な辞書アプリに頼るか、など色々検討したけど、結果としては漢字の学習をやり直すことにした。一応社会人だし、書けて損はないというか、書けないとカッコ悪いという感情的な部分もある。

そこで最初は新聞の社説を写してみたけど、漢字の「学習」というより、段々と単に文章を写すだけの「作業」になってしまう。文書の構成や論文の学習には効果がある気がするけど、これは趣旨が違ってくる。

漢字学習アプリ

Google PlayとApp Storeからいくつかの漢字学習アプリをダウンロードしてみた。多くは質問形式で、出された読みに対して漢字を手書きして回答するというもの。ゲーム性もあってモチベーションも保ちやすいが、何度も同じ文字を間違えるのは、記憶への定着が甘いということだろう。4者択一問題のように、一般的なEラーニング形式のような学習であれば向いているとは思うけど、計算問題や漢字の学習にはあわないのではないか。

漢字検定テキスト

そこで原点回帰して、学生の時の学習方法を試す。何十年も前に漢字検定を受けたことを思い出して、漢字検定のテキストを検討する。漢字検定のサイトから過去問もダウンロードできるけど、ここはケチらず本屋で購入。レベルは2級を選んでみた。

漢字検定のサイトより

2級の出題内容と審査基準 
高校卒業・大学・一般程度(2136字)※常用漢字がすべて読み書き活用できるレベル
常用漢字を含めて、約6000字の漢字(JIS第一・第二水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える。

実際に使ってみると想定通り読むことは問題ないが、書き取りは散々な結果に。

学習方法と成果

とは言え、既に一度学習している文字ばかりだし、そもそも読めるので、何度か書いていると、どんどん書けるようになってくる。調子に乗って1時間もやっていると頭が沸騰してぐったりするので、一日30分程度で十分なはず。

学習用具についてはペンと紙とテキストだけ。ペンと紙はなんでもいいかと思ったけど、油性のペンはやたらと疲れるし、シャーペンと消しゴムは誤った場所を消してしまうことで、後から何を間違えたかわからなくなることから、やはり書き心地の良い水性もしくはゲルボールペンか万年筆を、紙も満寿屋の原稿用紙を。道具でやる気も少しだけ上がる(気がする)。

また受験勉強や、資格試験と違って無理する必要がないのは良い。感覚的にはジョギングと似ていて、一気にやろうとせずスローでやることで、いつの間にか長い距離を早く走れるようになっていたというような。漢字を書き終わると頭がスッキリするのも、ジョギングと同じ。やっててジョギングやランほど苦しくないのも良いところ。

数週間しかやってないけど、実際に仕事中にも漢字がスラスラ出てくるのは、想定以上だったので、しばらく漢字学習は継続する予定。