EPISODE 02

モバイルワークを試行錯誤するブログ

Mate 10 Proで試したアクセサリ、周辺機器

Mate 10 Proを購入してからいくつかアクセサリを試してきたので、使ってみてよかったアクセサリ、あまり使い道がなかったアクセサリを整理しておく。全てのアクセサリがMate 10 Proと一緒に購入したものではなくて、以前から使っていたものもいくつかある。

ケース

試したのは以下3つのケース。

本体と同梱されていたTPUケース

可もなく不可もなく。純正品なのでサイズもピッタリで各ポートやスイッチ類と干渉するようなこともないので「おまけ」と割り切って使えば良いと思う。

f:id:bcorp:20180203195253j:plain

数週間しか使っていないので、黄ばんだり焼けて変色したりするようなことはなかったけど、長期間の利用では経年劣化した時の変色はあるかもしれない。オプション品として追加購入できない点が気になるところか。

Huawei純正のフリップケース

f:id:bcorp:20180214200621j:plain

商品名はSmart View Flip Cover Case。本体と同時に購入したけど、在庫が不足していたようで到着まで2週間ほどかかった。素材は樹脂と合皮で、価格の割にチープな感じがないのがいいところ。純正品なので上記TPUケース同様、各ポートやスイッチ類と干渉することはなかった。

価格は2,000円とリーズナブル。オートスリープに対応していて、フリップを閉じると端末はスリープになる。スリープ状態でも時刻や気温、SMS、不在着信が一部半透明になっているので、フリップを開かなくても確認することができるのが特徴。

f:id:bcorp:20180214201830j:plain

このケースも数週間使ったけどMate 10 Proは指紋認証センサーが背面にあるため、ひっくり返すと指紋認証ができなくなってしまう。指紋認証をする度にフリップをひっくり返すのが面倒に感じてしまい、早々に別のケースへの買い替えを検討することになった。

MoFiのファブリックケース

AmazonのFire HDと一緒に購入したファブリックケースの手触りが気に入っていたので、似たような素材のケースを探していた。残念ながら国内の量販店や通販では見つけられなかったので、海外通販で購入。価格は送料込750円と非常にリーズナブル。

f:id:bcorp:20180312174036j:plain

その価格から購入前は品質に大きな期待はしていなかったけど、実際に使ってみると、想定した以上に質感が良くいい意味で裏切られた感じ。ファブリック部分は汚れも付きにくく、汚れが付いたとしてもたまにざっと拭くことでキレイな状態を保てる。滑りにくい素材なので、端末を手から滑り落とすようなこともなさそう。ストラップホールもあるので、ストラップ好きな人にも良いかもしれない。

TPUや金属のケースと違って放熱が気になるけどそもそもMate 10 Proは使っていて発熱するようなこともなさそいうなので、しばらくはこのケースを使っていく予定。

ACアダプタ、充電ケーブル、モバイルバッテリー

Mate 10 Proは4000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、日々の生活でバッテリー残量を気にすることはほとんどない。

標準ACアダプタHW-050450J00とUSB Type A to Cケーブル

本体に付属しているACアダプタとケーブル。この組み合わせではHuawei 独自の5V/4.5A=22.5Wによる超高速充電が可能になる。バッテリー残量10%から100%の充電完了まで、1時間程度と非常に高速。起床してから朝出かける前に充電をしておけば、丸一日使えるくらいは充電できている感じ。

f:id:bcorp:20180318134216j:plain

このアダプタとケーブルはMate 10 Pro購入前に使っていたHuawei P10と同じ型番なので、自宅に1個、予備として会社のデスクに1個置いて使っている。

RAVPowerのUSB 36W ACアダプタ

出張や外出でタブレットやラップトップが必要な時はRAVPowerのUSB-C 36W 2ポート充電器を持ち歩く。出力は20V/1.5A、15V/2A、9V/3A、5V/3Aとなっていて、Mate 10 Proの超急速充電はできないけど、9V/2Aによる高速充電はできる。

f:id:bcorp:20180318135848j:plain

またポートが2個あるので、Mate 10 Proとタブレットとの同時充電もできる。重量も126gと軽量なこと、純正のACアダプタと異なりプラグ部分を本体に収納できるので、持ち運びには向いている。

f:id:bcorp:20180318135914j:plain

RAVPower 20100mAh Type-C USBハブ モバイルバッテリー RP-PB059

容量が20000mAh超と大容量なこと、3台同時に充電できること、USBのハブとして利用できることが主な特徴。

f:id:bcorp:20180315101534j:plain

ただし本体重量が372gとかなり重いので用途は限られる。2-3日の出張や旅行でラップトップやタブレットが必要かつUSBハブが必要なケースに限って持ち歩くくらい。ポートが多いので、複数の端末の充電が必要な場合や、家族旅行などには良いかもしれない。

MagSafe的なケーブル

Wskenというメーカのマグネットケーブル。アダプタをMate 10 ProのType -Cポートに差し込むことで旧MacBook Proのようにマグネット式で脱着可能になるというもの。

f:id:bcorp:20180318141243j:plain

f:id:bcorp:20180318141309j:plainf:id:bcorp:20180318141319j:plain

実際に使ってみると、

・電流が1A程度しか流れないため充電時間が長くなること、

・磁力がそれほど強くないため、少し触れるだけで外れてしまうこと、

・アダプタ部分を付けっぱなしにて充電時以外にも利用すると、ポケットからの出し入れ時に引っかかってしまうこと、

などから最初の数回使っただけで、すぐに使うのを止めてしまった。発想はいいと思うので、上記課題が解決できそうなケーブルが見つけられたら再度試してみたい。

キーボード、マウス

デスクトップモードと出先でテキスト入力する際に利用するため、外付けキーボードもいくつか試した。

PFU HHKB BT

Mate 10 Proと自宅のディスプレイを接続してデスクトップモードとして利用するときに、より快適なテキスト入力をしたいと考えて使ってみた。

f:id:bcorp:20180213214413j:plain

3万円もする高級キーボードのため打鍵感に全く文句はないけど、Mate 10 ProとのBT接続があまり上手くいかず途切れたり、チャタリングが起きたりといった事象があり、早々に使うのを止めてしまった。

Logicool K780

HHKBの利用に難点があったので、LogicoolのK780を使ってみることにした。こちらはBluetooth接続ではなく、UnifyingというLogicool独自の規格を使って通信する。専用レシーバーが必要なのでMate 10 ProへはUSBハブを利用して接続。

f:id:bcorp:20180224122010j:plain

こちらは通信が途切れたりチャタリングが起きたりといった現象もなく今のところ快適に利用できている。

Logicool MX Anywhere 2S

これもデスクトップモードで利用するために用意した。K780同様Unifyingによる接続ができるマウス。

f:id:bcorp:20180214101315j:plain

Bluetooth接続もできるけど、上記HHKB BT接続同と同じく自宅でBluetooth接続すると、スムーズに動作しないことからUnifyingを利用して接続している。

価格が1万円前後とマウスとしては高額だけど、

・手へのフィット感が抜群なこと、

・ガラスやプラスチックの上でもトラッキングロストしないこと、

・USBで充電可能なこと、

・マルチデバイスで利用できること、

など、デスクトップモードで非常に使いやすいマウスなのでかなり気に入っている。

Logicool K380

こちらはK780のモバイル版の位置づけとして使ってみた。Unifying接続はできずにBluetooth接続のみ。

f:id:bcorp:20180318142354j:plain 上がK780で下がK380

ケースなどに入れずにカバンにそのまま突っ込んでいるけど、壊れたりすることはなさそう。ただし若干重量があるので、出先でテキスト入力が多いときのみ持ち出している。利用頻度はあまり高くない。

Microsoft Universal Foldable Keyboard

モバイルキーボードの最終系がこのキーボードなのかもしれない。薄くて軽いことはもちろん、折りたたむことができるので、常にカバンに入れている。

f:id:bcorp:20180318143943j:plain

コートやジャケットなど大きなポケットがあれば、カバンがなくても持ち歩けるサイズ感。

f:id:bcorp:20180318143959j:plain

FENIFOX Bluetooth マウス

これも普段は使わないけど、緊急用としてカバンの中に常に入れている。

f:id:bcorp:20180318144944j:plain

f:id:bcorp:20180318145010j:plain

上記LogicoolのMX Anywhere 2Sと比べるとマウスとしての使い勝手はいいとは言えないけど、薄くて軽いし、USBで充電もできるのが特徴。出先でマウスがあった方が快適に作業したい時に限って使っているので、利用頻度は非常に低い。

Bluetooth接続は作業する時間が少ないせいか、出先での不具合は発生していないのでBluetoothを使ってマウスとキーボードを使っている。

USB Type-C HUB、ドングル、Type-Cケーブル

デスクトップモードで自宅モニタに接続する、充電する、HDMIを使ってモニタやプロジェクタに接続するときに利用したハブやケーブル類。

Samsung DeX Station

SamsungのS8シリーズでデスクトップモードを利用するときに必須となるDeX Station。Mate 10 Proでも同じように利用できるはず、と想定して使ってみた。

f:id:bcorp:20180207195901j:plain

Mate 10 ProをDockに差し込むことでHDMI、USB Type-A×2、Type-C×1、およびEthernetポートが同時利用できるというもの。

f:id:bcorp:20180207200609j:plain

想定した通りの動作はするけど、ケースを付けたままでは利用できないのが課題か。その点をSamsungが認識しているのか、MWC2018ではDeX Padとして新たなDockを発表していて、ケースを付けたままでも動作するようになりそう。機会があればこちらも試してみたい。

メーカー不詳 USB Type-Cハブ

上記DeX Stationの使い勝手がよければそのまま使おうかと思っていたけど、イマイチだったので、かなり前に手に入れたUSB Type-Cのハブを。メーカ名も型番も不詳。いつ買ったのか、どこで買ったのかも思い出せない。

f:id:bcorp:20180224121127j:plain

HDMI、Type-AとCがそれぞれ1ポートずつ使えるので、自宅でデスクトップモードを使うときには、このハブを利用している。Mate 10 Proの充電、Unifyingレシーバー、HDMI出力を同時に行っているけど、安定して使えているのでしばらくはこのハブを使っていく予定。

Anker USB-C & HDMI 変換アダプター

会議室のモニタやプロジェクタに接続するためのドングル。

f:id:bcorp:20180318154430j:plain

HDMIケーブルがある前提でしか利用できないけど、サイズが小さく邪魔にならないので、カバンに入れっぱなし。

RAVPower USB-C to HDMI ケーブル

HDMIケーブルがなく上記変換アダプタが使えないときにMate 10 Proから直接モニタやテレビに出力するときに利用している。ケーブル長が1.8mと長目なのでモニタの位置が動かせない場合でもMate 10 Proの取り回しはしやすい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/bcorp/20180213/20180213214549.jpg

ELECOM USB3-CC5P10NBK

USB3.1 Gen2のデータ転送速度と最大20V/5Aでの充電に対応したUSB Type-C to Cのケーブル。Mate 10 Proと上記RAVPowerのACアダプタやモバイルバッテリーで充電するときや、SSDをMate 10 Proと接続した際のデータ転送用として使っている。丈夫なつくりなので断線などの心配はなさそう。

SSD

Mate 10 ProはSDカードが入らないため、外部ストレージとしてSSDを利用している。

Samsung T3

Samsung T3を。本体重量が51gと軽量な割に最大450MB/secという高速なデータ転送速度を実現している。

f:id:bcorp:20180318153018j:plain

Type-CケーブルとMate 10 Proを接続するだけで、外部ストレージとして認識してくれるので使い勝手はWindowsやMacと変わらない感じ。

イヤホン

Mate 10 Proは3.5mmのイヤホンジャックポートがないので、以前iPhoneで使っていたAppleのAipPodsを使っている。

f:id:bcorp:20180318152234j:plain

iOS機器と比べてペアリングにひと手間掛かるけど一度ペアリングしてしまえば、iPhoneと変わらない使い勝手が実現できる。バッテリー容量の確認はAirBatteryというアプリを使うことで実現できるので、バッテリー容量に不安を覚えるようなことはなさそう。

f:id:bcorp:20180318152545j:plain

Apple Watch 3 LTE

電話を受けたり、メールの着信を確認したり、電子マネーで決済したり、電車に乗ったり。iPhoneとの一緒に利用する前提なのだろうけど、LTEモデルのため、普段はiPhoneなしでも利用できる。ただアプリをインストールしたりアップデートしたり、ファームウェアの更新をしたりするには、iPhoneは必要なので、iPhoneは手放せなくなるのが難点か。

f:id:bcorp:20180318152603j:plain

AndroidのスマートウォッチでeSIM対応、電子マネー対応が出れば買い替えてもいいかもしれない。

まとめ

Mate 10 Proに限らず最近のAndroidはUSB Type-Cのポートを搭載してる機器が多いこともあり、WindowsやMacの周辺機器も利用できるようになってきている。とくにMacBookの影響か、Type-Cの周辺機器を数多くのかなから選択できるし、専用のドライバも不要で接続すれば、とりあえず使える状態にはなる。とはいえWindowsやMacと比べて制限があったり不具合があったりするので、現状はひとつひとつ検証していくしかなさそう。

また面白そうなアクセサリや周辺機器が出てきたら改めてエントリーしたい。

RAVPower 20100mAh RP-PB059とMate 10 Pro

最近出先で数百ギガバイト(動画ファイル)のデータをやり取りする機会が出てきそうなので、ファイルの受け渡し方法を検討している。対象のファイルサイズが数GB程度であればクラウドストレージを使う方が速いし手間もかからないはずだけど、さすがに100GB超のファイルを都度クラウドを経由して転送するのは現実的ではない。かといって、SDカードやUSBメモリを郵送したり、手渡しで借りたり返したりというのも紛失のリスクが付きまとう。ラップトップやタブレットを持ち運んでファイルをコピーするのが手っ取り早いけど、ラップトップに加えてSSD or HDDを歩くのも面倒な感じ。

色々検討したけど今回はMate 10 Proを利用してSDカードのファイルをSamsung T3にコピーする方針で進めることにする。これがうまくいけばスマートフォン、ケーブル、SSDだけで目的は達成できるはず。

SDカードリーダを直接Mate 10 Proに接続する

最初に試してみたのはSDカードリーダ > Mate 10 Pro > Samsung T3という転送方法。SDカードリーダーを介して、一旦Mate 10 Proのストレージにファイルをコピー、次にMate 10 ProからT3へとコピーする。

f:id:bcorp:20180315101250j:plain

このやり方の欠点はMate 10 Proの空き容量=コピーできる容量になってしまうため、ファイル容量が大きいと、複数回に分けてコピーしなければならない。何度もコピー作業をするのも面倒だったり、途中でどこまでコピーしたのかわからなくなってしまったりということもあって、作業の煩雑さの観点から避けたいところ。

USBハブを使う

次に考えたのがUSB Type-Cのハブを使う方法。Mate 10 Pro > ハブ > SDカードリーダ > T3という構成。この方法だとMate 10 Proのストレージに依存することなくSDカードから、T3にコピーすることができる。この方法だとコピー作業も一度で済むので作業をミスることはない。ただし持ち歩き用としてUSB Type-Cのハブを新たに購入する必要があるのがデメリット。

モバイルバッテリーRP-PB059をハブとして使う

USB Type-Cのハブは1個だけ持っているけど、今は自宅で利用しているので、外出の都度取り外すもの面倒。仕方ないので安物ハブでも購入してみるかとAmazonで検索していたら、RAV PowerのモバイルバッテリーRP-PB059にハブの機能を持っていることがわかった。実はこのバッテリー、昨年購入していたのだけど、Mate 10 Proのバッテリーの持ちが良いため、最近は全く使わなくなりそのまま机の引き出しに眠らせていたのだった。

f:id:bcorp:20180315101500j:plain

購入時はハブ機能がついているという認識すら無く、適当に目についたのを購入したような記憶がある。

ということで、早速モバイルバッテリーの充電を完了して各機器を接続してみる。

f:id:bcorp:20180315101534j:plain

Mate 10 Pro > RP-PB059 > SDカードリーダ > T3という構成。USB Type-CのポートにMate 10 Proを接続しType AのポートにSDカードリーダとT3を接続する。

f:id:bcorp:20180315101631j:plain

想定通りというか、当然だけどMate 10 Proのファイラーで外部ストレージを見てみると、SDカードとT3が認識されていることがわかる。ファイラーからSDカードに保存されたコピー元ファイルを選択して、T3へ貼り付けるだけでコピーは完了。GUIだけでなくCUIでもコピーできるので、こっちの方が確実かもしれない。充電しながらコピーできるので、途中で電源が切れるといった心配もない。(どちらかといえば充電が本来の使い方だけど)。

転送速度はハブの規格がUSB3.0に対応しているのでそれなりに高速。ただしモバイルバッテリー付属のケーブルがUSB2.0となっていることと、コピー元SDカードの転送速度が遅いと、そこもボトルネックになることは注意する必要がある。

HDMI出力はできるのか

ついでに思いつきだけどType-AのポートにMate 10 Proを接続し、Type-CのポートにRAV PowerのUSB Type-C to HDMIケーブルを使って、外部ディスプレイに接続し映像出力の可否を確認してみたけど、こちらは反応せずディスプレイには何も表示されなかった。うまく出力することができれば、充電しながらストレージを接続してMate 10 Proのデスクトップモードが使えるのではないかと考えたけど、残念な結果に。

まとめ

RP-PB059はAmazonで6,500円程度とモバイルバッテリーとしては高額だけど、ハブ機能も利用できるし、20100mAhとMate 10 Proを5回フル充電できる容量を持っている。充電時間はMate 10 Pro付属のACアダプタのように5V/4.5Aでの超高速充電はできないけど、急速充電(9V/1.5A)はできる様子。

特に意識はしていないが、最近は充電器、モバイルバッテリー、USB Type-CケーブルなどRAVPowerを使う機会が増えてきた気がする。それだけニーズに合った商品をリリースしているということなのか。欲を言えばバッテリーやハブ機能に加えてSSD、SDカードリーダが使えるモバイルバッテリーがあれば活用の幅は広がりそうな気がしている。

Mate 10 Pro 1ヶ月使用レビュー

2月の初旬にMate 10 Proを購入してから約1ヶ月半が経過し色々と分かってきたこともあるので、この辺りでの使用感をメモしておく。

ここ数年のスマートフォンの購入履歴はNEXUS 6 > iPhone 7 > P10 > Mate 10 ProとなっていてAndroidの方が利用している機種も多く使っている時間も長い。スマートフォンに関しては端末メーカやOSに大きなこだわりはないので、その時に一番使いやすそうな機種を使っている感じ。

f:id:bcorp:20180312173547j:plain

NEXUS 6以前はiPhoneをオリジナルの時代から毎年買い替えていたけど、iPhone 6 Plusを最後に買い替えサイクルもストップしている。

Mate 10 Proの購入直後レビューは2月の初旬にエントリした。

サイズ

6インチのディスプレイサイズはiPhone 7、P10からの移行を検討した際に最も気になった点。NEXUS 6のように重すぎたり大きすぎたりしたら、持ち運ぶことが苦痛になり結果使わなくなってP10に戻してしまう可能性もあったけど、実際に使ってみてその懸念は杞憂に終わった。

持ち運びは平日はジャケットの内ポケットもしくはカバンに入れて、休日はパンツの後ろポケットに入れることで、ギリギリではあるけどP10やiPhone 7とかわらない持ち運び方ができている。そのサイズに違和感を覚えたり、毎日の持ち運びが面倒になることは無かったのは狭額縁なデザインと、その薄さからか。夏にジャケットを着用しないときの持ち歩きは別途考慮しようと思う。

防水・防塵

IP67相当の防水・防塵性能を持っているけど、今の所バスルームで使ったり、埃の多い場所で使ったりすることはないので、特に恩恵は受けていない。これから梅雨や夏を向かえるので、保険的な役割としてはあった方が良いのではないかという程度。

レスポンス

スマートフォンでゲームはやらないので評価はできないけど、普段使っている中でレスポンスが気になることは無かった。CPUがKirin970と、現時点で最高レベルの性能を持っていること、またメモリが6GBと十分な容量ということもあって、アプリ複数を立ち上げることによる動作の怠慢が気になったり、OS自体がフリーズしたりということは経験していなく、かなり安定して利用できている。

メモリ、ストレージ

メモリの使用量についてはアプリを切り替える度に表示されるので、常に把握することができる。ちょこちょこ確認はしているけど、表示される空き容量が2GBを下回るところを見たことはなく、空きメモリが3GB付近を行ったり来たりしている感じ。本体で確認すると一日の平均メモリ使用量は3.19GBとなっていた。

f:id:bcorp:20180312173741j:plain

ストレージ容量は128GBで外部SDカードは利用できない。ストレージ容量は意識せずに使っているけど、1ヶ月半使って約28GBを消費している。この内ファームウェアとキャッシュで約9.5GB、アプリと写真や動画、その他で19.5GB程度。

f:id:bcorp:20180312173835j:plain

Googleフォトなどを使えばもう少し削減できる気がするので、ストレージ容量はしばらく不足することはないという予測。

ストレージ速度は使っている中で、再起動やアプリの立ち上げが早いなとは感じていたけど、ベンチマークアプリで計測したところスコアは14307となっていて、実際の書き込み読み込み速度も高速。

f:id:bcorp:20180312173914j:plain

参考までにGalaxyS8との比較は以下の通り、すべての項目で上回っているので、速度はスマートフォンの中ではかなり高速なのではないだろうか。

項目 Mate 10 Pro Galaxy S8
Storage score 14307 5286
Internal sequential read 660.15MB/s 621.56MB/s
Internal random read 34.41MB/s 14.11MB/s
Internal sequential write 173.59MB/s 132.32MB/s
Internal random write 24.93MB/s 2.89MB/s
External sequential read 671.5MB/s 529.7MB/s
External random read 34.79MB/s 13.69MB/s
External sequential write 177.65MB/s 132.4MB/s
External random write 24.58MB/s 2.9MB/s

ネットワーク

ネットワークは自宅のWi-Fi環境もIPv6に変更することもあり、インターネットを利用する時の実行速度は150-300Mbpsとなっている。自宅で使う分には必要十分な帯域と速度が確保できている。

モバイル時はソフトバンクとドコモのMVNOの2枚を挿入していて、両方共にLTEの通信速度でストレスを感じることはない。外的要因でLTEの速度低下や圏外があったとしても、その都度キャリアを切り替えれることで、大抵の場合速度やエリアの問題は解決している。エリア・速度の観点からもデュアルSIMは意外に利点が多い。

このため自宅、出先ともに通信速度が原因でレスポンスが悪くなるようなことはない。

文字入力

文字入力のレスポンスはデフォルトでインストールされているIMEのiWnnに慣れなかったため、早々にGoogle日本語入力に切り替えて利用している。ソフトウェアキーボード、外付けキーボード、音声入力ともにレスポンスで気になる点はなさそう。

その他

強いて言えば、まれにLINEで写真やスタンプが即時表示されないことがある。ここはMate 10 Proに問題があるのか、OSに問題があるのか、アプリに問題があるのかうまく切り分けできていないけど、レスポンスで気になる点をあげればその程度か。

ケース

標準で添付されているTPUケースをしばらく使っていたけど、その後純正のフリップケースを別途購入して数週間使っていた。

ケースのレビューは以下にエントリーしている。

純正品なのでクオリティも高めかつ、価格も2,000円程度と良心的だけど、難点に感じられてきたのがフリップをひっくり返して使う際に、背面にある指紋認証センサーが塞がれてしまうこと。普通に使っている分にはいいのだけど、指紋認証が必要なアプリを使う時や、スリープから復帰する時に都度フリップをひっくり返すのが面倒になり、今は別のリアケースに切り替えている。

購入したのはMofiのファブリックケース。

f:id:bcorp:20180312174036j:plain

f:id:bcorp:20180312174100j:plain

年末にAmazon Fire HDを購入と同時に購入したファブリックケースの質感が気に入っていたので、今回も同じ素材のものを探した。

f:id:bcorp:20180312174126j:plain

ネットで検索しても日本の販売店や通販では見つけられなかったため、今回は海外通販で購入。送料込み750円位だった。

肝心の質感だけど、細かい織り込みになっているためか、肌触りが良い。

f:id:bcorp:20180312174259j:plain

汚れも傷も着きにくいし、着いとしても軽く拭き取ればすぐに落ちる。ファブリック素材のケースの選択肢は限られているけど、AmazonのFire HDや、Google Pixel 2の純正ケースにも採用されているので、今後はもう少しラインナップが増えていくかもしれない。

ディスプレイ

OLEDのディスプレイは、当初発色の良さに感動したけど、あっという間に慣れてしまった。逆に他のスマートフォンを使うと違和感を覚えるので、今後購入するスマートフォンはOLED搭載が前提になりそう。またOLEDのメリットとしてAlways On Displayが設定できるので、ロック状態でも時刻や端末の情報が確認できるのが気に入っている。

f:id:bcorp:20180312174318j:plain

バッテリーと充電

Mate 10 Proのバッテリー容量は4,000mAhとスマートフォンの中では大容量。当初は2日は持つかなと考えていたけど、実際は1日~1.5日程度。使っているアプリの中でバッテリーを一番消費するのはデスクトップモードを使ってWindowsの仮想環境にアクセスするときと、YouTubeやNetflixなどの動画を観ているとき。ディスプレイのサイズが大きいのとOLEDディスプレイの発色がきれいなので、動画の閲覧時間が増えてしまうのがバッテリ消費の要因か。

充電は標準添付されているACアダプタとUSBケーブルを使うことでHuawei独自の超高速充電が可能になる。これにより1時間もあればフル充電できるので、朝起きてから出かけるまでに充電しておけば、帰宅するまでバッテリー切れの心配がなくなる。

おかげでバッテリー容量不足を気にしてACアダプタや数百グラムあるモバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなったのはかなりのストレス軽減。

イヤホン

Mate 10 Proから3.5mmのイヤホンジャックが廃止されたので、AirPodsを利用している。最初のペアリングがiOS端末と比べてひと手間多いけど、一旦ペアリングしてしまえば、AirPodsのケースから取り出すと自動的にペアリングされるので、普段使っている分にはiOSと変わらない。

極稀に通信が瞬断したり、片方のイヤホンだけ聴こえなくなったりするのが気になるといえば気になるけど、頻繁に発生するわけではないのでしばらくAirPodsを使っていく予定。

Bluetooth

環境に依存する気はしてるけど、手持ちの機材との相性が良くない様子。特にキーボード、マウスの接続は悪く結局積極的に利用するのを諦めている状況。

P10やiPhoneでは同じ事象は起きていないので、Mate 10 Pro固有の問題かもしれない。

ブラウザ

今まではGoogle Chrome、Firefoxを使ってきたけど、最近はSamsungのブラウザを使っている。

デスクトップモードでも、スマートフォンのモードでも高速、高機能で、特にコンテンツブロックは気に入っている機能。ブラウザ表示も速くなるし無駄なパケットも消費せずに済む。

iOSと違ってデフォルトブラウザを固定できるのはAndroidのメリットのひとつか。

カメラ

P10との大きな差分はAI的な機能で最適な写真が撮れることだけど、普段使っている上AIを意識することはなさそう。

出てくる画像はLEICAブランド名が刻まれたSUMMILUX-H 1:1.6のデュアルレンズとNPUの連携でLEICAのカメラとレンズっぽい写真が撮れる。(気がする)

Mate 10 Proを使うことで写真が上手くなるようなことはないけど、手ブレやホワイトバランスが崩れるなど、失敗する写真が少なくなった。若干逆光時にフレアが出るけど撮り方次第で何とかなるかなといった印象。

以下サンプル写真を何枚か。

f:id:bcorp:20180312174346j:plain

f:id:bcorp:20180312174405j:plain

f:id:bcorp:20180312174423j:plain

f:id:bcorp:20180312174457j:plain

f:id:bcorp:20180312174516j:plain

f:id:bcorp:20180312174537j:plain

f:id:bcorp:20180312174601j:plain

電子マネー

Android Payをイマイチよく理解していないこともあって、コンビニでの買い物や電車移動などはすべてApple Watch 3に設定したApple Payを利用している。iPhoneは普段持ち歩いていないけど、今の所不都合はなく正常に決済されている様子。

ここはApple WatchをLTEモデルにしておいてよかったなと思うところ。設定やアプリのインストールにはiPhoneが母艦として必要になるのが若干面倒ではあるけど、アップルが想定している使い方ではないので、工夫しながら使っていくしかないかなと。

デスクトップモード

自宅や会議中のモニタ、ディスプレイに接続して大活躍中。ただ対応しているアプリがまだ多くないので、今はAWSのWorkSpacesにアクセスして仮想環境上のWindowsデスクトップにアクセスして使っている。

SamsungのS8、S8+でも同じようなことができるけど、Mate 10 Proでは、デスクトップモードを利用しているときでも、本体を操作できたり、好みのIMEや外付けキーボードが使えたりと、現状ではMate 10 Proの方がメリットが大きそう。

デスクトップモードは使えるスマートフォンが限られているけど、Androidの標準機能として利用することができるようになれば、さらにスマートフォンの使い方の幅は広がっていくはずなので、ぜひとも他のメーカでも採用してほしいところ。

ラップトップ、タブレットとの棲み分け

Mate 10 Proのディスプレイサイズが大きくなることで、ラップトップやタブレットを使う機会が極端に減ってしまっている。ラップトップやタブレットの利用頻度が下がったのは、上記デスクトップモードを積極的に利用するようになったのが要因だと考えているけどその他にも、

モバイルでの利用を想定した場合iPad ProやWindowsタブレットでできることのタスクのほとんどは、Mate 10 Proでできてしまうので生活サイクルの中から必要とされなくなってしまったこと、

1kg前後になるタブレットやラップトップを持ち歩くのが段々億劫になってきて、移動中は読む、観るなどのインプットに集中し、自宅やオフィスに着いたらデスクトップモードに切り替えて一気にアウトプットするという使い方をすると効率があがることに気づいたこと、

など、Mate 10 Proでかなりモバイルワークのあり方は変化した印象。まだ使い始めて1ヶ月半ということもあり理想的な環境が完璧に構築できたわけではないけど、概ね理想に近づきつつある。今後デスクトップモードで4K表示ができるようになったり、対応するアプリケーションが増えたりすればPCやMacが不要になるかもしれない。

P10か、Mate 10 Proか

Mate 10 Proを購入する前には同じHuaweiのP10を使っていた。5.1インチのIPS液晶、7mmを切る薄さ、LEICAのレンズが搭載されていることなど今でも魅力はたくさんある端末。Mate 10 Proとのお大きな差分は、デスクトップモードが使えることと、6インチのOLEDディスプレイが搭載されていることだと思っている。

f:id:bcorp:20180312174631j:plain

そこに興味がなければ価格差が3万円程度はあるので浮いた分をAmazon Fire HD 10などのコストパフォーマンスの高いタブレットと組み合わせてもいいかもしれない。両方合わせても6-7万円程度で購入できるので、Mate 10 Proを買うよりもコストは抑えられる。

Fire HDは癖がたくさんある端末だと思うけど、お互い機能面で補完しあえるので、使い方次第ではiPhone X+iPad Proの組み合わせ以上に楽しめるのではないだろうか。iPhone+iPadはお互いに尖ったところがない分、何も考えずに快適な環境を提供してくれるけど、機能面で重複する部分が多いので、そのうちiPadの出番が減ってくるような印象はある。

まとめ

Mate 10 Proを使うにあたって細かい課題はいくつかあるけど、全体的に大きな不満はなくHuaweiのフラグシップモデルに相応しい優秀なスマートフォンだと思う。

MWCで2018年モデルもいくつか発表されているけど、Mate 10 Proと比較して革新的なモデルが発売されるような印象もないので、しばらくはMate 10 Proでどこまでできるのか継続的に検証していくつもり。