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EPISODE 02

非ITエンジニアが取り組むリモートワーク基盤構築の記録

MacBook USB Type-Cのメリットと課題

MacBookには充電用と外部接続用の端子としてUSB Type-Cが1ポート搭載されている。USB Type-Cについては初めて本格的に利用する事になったのだが、いくつかメリットと課題が見えてきたので、現時点の状況をメモしておく。

USB Type-Cについて整理

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形状

USB 3.1規格に追加されたコネクターの種類のこと。iOSのLightning端子同様に表裏の区別なく利用することができる。そのためACアダプタや周辺機器、本体に挿す時に表裏を意識する必要はなくなるのがメリットのひとつ。

電力能力の向上

ACアダプタ、本体、ケーブルがUSB Type-Cに対応している前提で、最大5V/3A=15Wでの電力供給が可能になる。また拡張規格として、「USB Power Delivery」に対応している機器では、最大5V/20A=100Wで供給できる。今回購入したMacBookには29W USB-C電源アダプタが付属しているのでACアダプタ、ケーブル、MacBook本体共に「USB Power Delivery」対応という認識。

データ通信速度の向上

USB Type-Cはコネクタの規格なのでデータ通信速度とは無関係であるが、アップルの公式サイトによるとMacBookはUSB 3.1 Gen 1(最大5Gbps)の通信速度に対応している。従来のUBS2.0が最大で480Mbpsなので、概ね10倍の転送速度となる。

実際どうなのか。

以上を踏まえた上で、実際に数日間MacBookを積極的に運用してみた感想を。

形状

表裏を意識しない形状やホスト側、クライアント側といった区別もないのはストレスフリー。それによりMacBook本体のポートやケーブルを痛めたりキズをつけたりする可能性も低くなるので、抜き差し可能回数も大きく向上するはず。

Type-C to Type-Cケーブル

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上述した通り、最大の電力パフォーマンスを発揮するにはケーブルも条件のひとつなので、粗悪なものは避けたいところ。MacBookに付属するケーブルは、電力供給の観点では信頼できるけど、耐久性に優れた印象ではないので、別途AnkerのPowerLine+ USB-C & USB-C ケーブルを購入した。購入の際にAmazonで色々検索してみたが、micro USBケーブルやLightningケーブルと比べ選択肢は限られているのが現状。

ACアダプタ

f:id:bcorp:20170219112957j:plain ※Anker PowerPort+ 5 USB-C USB Power DeliveryとアップルのiPad用アダプタ、MacBook用のアダプタ。

ACアダプタについてはケーブル以上に深刻で、モバイルを想定したType-CかつPower Deliveryに対応しているのはアップル純正のACアダプタくらいしか見つけられていない。

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試しにAnkerのPowerPort+ 5 USB-C USB Power Deliveryを購入し、充電時間を計測したところ、MacBook側では45Wと認識されていて、66%から99%まで45分程度で充電が行えたが、サイズ、重量共に持ち運びに適したサイズではない。

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そのためAnkerのPowerPort+ 5 USB-C USB Power Deliveryは自宅のデスクに設置し、出張など長期の外出時にはアップル純正のアダプタを使う方針とした。

モバイルでの充電

MacBookのバッテリーは、ほぼ1日使えるため、毎日のようにアダプタを持ち歩く必要はなさそうなのでiPad Pro同様に夜中にフル充電しておき、昼間はバッテリーで稼働させる運用。とはいえ万が一のバッテリー切れに備えて普段持っているiPad ProのACアダプタから給電を行えることも確認しておいた。

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10Wかつmicro USBからアダプタを介しての給電となるので、当然充電時間は遅くなること、MacBookを使いながらだと充電は出来ず給電のみになることは意識しておく必要はある。将来的にはMacBookのACアダプタでMacBook、iPhone、iPad、その他microUSB対応機器の充電を行えるようにしたいが、ケーブルの種類や変換アダプタを揃えるのにもう一工夫が必要になりそうだ。

外部機器との接続

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MacBook以外の手持ちの機器は全てType-Cには非対応。当初Type-Cからmicro USBケーブルを購入する想定だったが、適当なものが見つけられなかったため、アップルのUSB-C USBアダプタを購入している。あまり外部機器と接続する予定はないが、いざという時に手詰まりになるのも嫌なので、念のため。

まとめ

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条件を満たせば高速な充電時間、表裏、方向を気にしないポート、高速なデータ転送などメリットは大きい。ただ現状ではケーブルやACアダプタの種類が少ないこと、Type-C非対応機器と接続する際にアダプタを繋げるのが煩雑になるなこと、対応機器の価格が総じて高めであることが課題と感じている。

MacBookのポートが一つしかない部分については、バッテリ持続時間が想定したより長時間だったことから、充電しつつ外部接続するといったシーンはあまりなさそうなので、気にする必要はなさそうだけど、会社や自宅のデスクでデュアルディスプレイにしたり、プリンタやスキャナなどと接続したりといったユースケースが想定される場合はまた別の課題が出てきそうではある。

新規格かつシビアな規格なので、Type-C対応の機器が少ない現状では、ケーブルやACアダプタのラインナップが増えるのに時間がかかるのは仕方ないところ。

Python3.5をMacBookにインストールする

MacにはPythonが標準でインストールされているけど、バージョンは2.7になっている。MacBookではPython3を利用したい。手順をいつも忘れて結構時間を掛けてしまうので、今回購入したMacBookにPython3.5.3をインストールした方法をメモしておく。

前提条件
・macOS 10.12.3
・Mac App StoreからXcode 8.1がインストールされていること

以下Terminal.appで。

Homebrewのインストール

$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

デフォルトでインストールされているPythonのバージョン確認

$ python
Python 2.7.10

pyenvをインストール

$ brew install pyenv

インストール可能なPythonのバージョンを確認

$ pyenv install --list

Python3.5.3インストール

$ pyenv install 3.5.3

Pythonバージョン確認

$ pyenv versions
* system (set by /Users/user/.pyenv/version)
  3.5.3

pyenv有効化

eval "$(pyenv init -)"

.bash_profileの作成(ファイルがなければ)

$ touch .bash_profile

vimを起動してPATHの追加

$ vim.bash_profile
export PATH="$HOME/.pyenv/shims:$PATH"

環境変数の書き換え反映

$ source .bash_profile

Pythonの場所を確認

$ which Python
/Users/user/.pyenv/shims/Python

Pythonのバージョン確認

$ python 
Python 3.5.3

以上でPython 3.5.3が利用可能になった。

MacBook 2016のレビュー

先日Apple Storeオンラインで購入したMacBook 12が到着した。

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今回注文したMacBookの構成

  • 1.3GHz Dual-Core Intel Core M7
  • Intel HD Graphics 515
  • 8GB 1866MHz LPDDR3
  • 256GB PCIe-based Flash Storage

CPUだけCore M3からM7に変更している。ストレージ容量で少し迷ったが、現在利用しているMacBook Proの残ストレージ容量が256GB中、120GB程度しか消費していなかったこと、使わないファイルはOneDriveにアーカイブしてしまうため、今後もこれで十分だろうという判断。キーボードはiPadの外付けキーボードと入力方法方を合わせたかったので、英語キーボードを選択。カラーはiPadと同じスペースグレイを選んでみた。落ち着いた色なので、飽きがくることはなさそう。

注文から到着までの期間

到着までの期間は以下の通りで、注文から到着までちょうど一週間だった。発送元はいつも通り上海からでADSC支店を通過して国内配送に回っている様子。

  • 2月8日 PM 注文(クレジットカード決済)
  • 2月11日 PM 発送連絡
  • 2月14日 AM 自宅到着

外観

第一印象はカタログ上の記載通り軽くて薄いが、本体は剛性感があるのでペラペラで頼りないといった印象は受けない。MacBookを毎日持ち運ぶ想定はないけど、たまに持ち出すときでも、重量ストレスからは解放されそうだ。それでもApple iPad Pro9.7とMicrosoft Universal Foldable Keyboardの組み合わせで720gなので、重量の観点ではiPadには及ばない。

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MacBook Pro Late 2013とのサイズ比較

MacBook Pro Late 2013 MacBook 12 2016 差分
高さ 1.8cm 1.31 cm ▲0.49 cm
31.4 cm 28.05 cm ▲ 3.35cm
奥行き 21.9 cm 19.65 cm ▲ 2.25cm
重量 1.57 kg 0.92 kg ▲ 0.65kg

感圧タッチトラックパッド「Taptic Engine」

意識しなければ、Taptic Engineを使っていることを忘れるほどで、普段使っている上での違和感はない。MacBookを使う理由の一つにこのトラックパッドから離れられないというのがあるので、普通に使えることにとりあえずは安心した。

外部接続ポート

ポートはイヤフォンジャックとUSB Type-Cがそれぞれひとつずつ。

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外部ディスプレイなど他の機器との接続は普段は想定していないため、特に問題はない。ただしバッテリーの消費次第ではLightningケーブルやmicroUSBとの共用も含めて検討しなければいけない。何本もケーブルやACアダプタを持ち運びたくはないので、可能な限りケーブル、ACアダプタは少なくするという方針で検討する。

英語キーボード

まだ1日しか使っていないけど、今のところ打鍵感に不満は感じられない。タイピング時の音の心配もあったが、構造上打ち込みする際の力は最小限で済むので、あまり心配する必要はないだろう。

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日本語キーボードから英語キーボードへ切り替えていることによるキーアサインの違い、日本語→英語への切り替え時の戸惑いはある。同時にライブ変換を使い始めていることもあって、慣れるのにはもう少し時間がかかるかなといった印象。

 MacBook Proからのデータ移行

以降前のMacBook Proで同じSierraを使っていたため、当然だけどOS観点で特に違和感はない。初期設定をTime Machineから復元するか、手作業で初期設定を行うか迷ったが、必要なファイルはDropboxとOneDriveに保存されているので、個別に設定していく方針で、特に問題なく作業は完了した。もうTimemachineによるバックアップは要らないかなといった感想。新しいMacは復元ではなく新たに環境構築した方が良い気がする。気分の問題だが。

動作

Spotlight検索のインデックスを作成しているのと、OneDriveの同期中ではあるが、MacBook Proと比較して動作がもたつくとか、引っ掛かるような印象はない。Intel Core M7というCPUの不安はあったけど、4K動画の編集や、何十枚ものRAWファイルを扱う想定はないので、今のところ大きな課題になるようなことはなさそう。

液晶

MacBook Proと変わらずRetinaディスプレイは美しい。少しカラープロファイルをカスタマイズして好みの色に近づけた。若干蛍光灯や電球の写り込みが気になるのは仕方ないところか。

インストール、アンインストールしたアプリ

今のところ以下の通り。

  • Office系:Word、Excel、PowerPoint、OneNote
  • クラウドストレージ:Dropbox、OneDrive
  • 開発系:Xcode 8,1、Android Studio、Python 3.5.3、Sublime Text3

標準でインストールされていたPages,Numbers,Keynote,GarageBand,iMovieを利用する想定はないので、アンインストールした。

まとめ

単純にCPU、メモリ、ストレージなどカタログ上のスペックを考慮して16万円という価格にバリューを感じるかと言われれば微妙なところ。ただし1kg以下でmacOSがそれなりに動くことを考えれば選択肢はこれしかないので、用途に合っていれば即買いして損はないはず。カスタマイズした割に納期も短かく、不具合もなさそうなので、個人的には満足している。